将来に対して漠然とした恐怖心や不安を抱き、「このまま生きていて大丈夫なのだろうか」と感じたことはないでしょうか。
特に、ベッドや布団に入ってから将来のことが怖くなり、なかなか寝付けないというケースもあります。
なぜこのような漠然とした恐怖心を抱くのでしょうか。
人によってもその理由はさまざまですが、典型的な例や恐怖心・不安を解消するための方法をご紹介します。
Contents
将来が怖いのはなぜ?
そもそも将来が怖いと感じるのはなぜなのでしょうか。
人によっても理由は異なりますが、主に考えられる3つのパターンに分けて紹介します。
金銭的な不安
特に多いのが金銭的・経済的な不安です。
日本では長きにわたって不況が続き、平均給与がほぼ横ばいで推移してきました。
また、少子高齢化が進み年金支給額の減少や、支給開始年齢が引き上げられているなかで、老後の経済状況を心配する声は大きくなっています。
さらに、昨今では急激な物価高騰と上がり続ける税負担によって、生活は苦しさを増しています。
このような状況が今後も続いていくのかと感じるのは当然のことであり、将来が怖いと感じる大きな要因になっています。
仕事やキャリアに対する不安
日本は戦後から高度経済成長期にかけて、終身雇用や年功序列といった雇用制度が定着してきました。
しかし、昨今では新卒で入社した会社に定年まで勤め上げるケースは少数派であり、ほとんどの人が転職を経験しています。
年齢とともに収入が上がり続ける保証はどこにもなく、さらに病気や怪我によって働けなくなることを想像すると、将来が怖いと感じてしまうのは当然のことです。
人間関係に対する不安
経済的な問題だけでなく、人間関係に関する不安も挙げられます。
たとえば、結婚を機に配偶者側との家族づきあいが始まりますが、家族や親族とのそりが合わないと将来が憂鬱に感じてしまいます。
また、職場の上司や同僚、近隣住民、子どもの学校のPTAなど、自分の意思とは関係なく付き合っていかなければならない人間関係も少なくありません。
良好な人間関係が築ける環境であれば問題ありませんが、少しでも苦手と感じる人がいると今後の人付き合いに不安や恐怖を感じてしまいます。
関連記事:夢を見つける方法とは?将来が不安な人がとるべき4つのアクション
将来が怖い方に試してほしい不安の解消法5つ
お金や仕事、人間関係などの不安は、黙って待っていても解消されないケースがほとんどです。
少しでも将来への恐怖や不安を解消するためには、自ら何らかの行動を起こす必要があります。
具体的にどういった行動が不安の解消につながるのか、5つの例をご紹介しましょう。
書き出す
まずは自分が不安に感じていること、怖いと思っていることを書き出してみましょう。
メモ帳やノートなどへの手書きはもちろん、スマホのメモ帳などでも構いません。
実際に書き出してみることで、客観的な視点から冷静になって物事を捉えられたり、今後取り組むべき課題が見えたきたりすることもあります。
誰かに話す
不安や恐怖に感じることを自分自身の中に溜め込んでいても解消されず、むしろストレスが溜まっていく一方です。
そこで、他人に話せる内容であれば、家族や友人など信頼できる人に話してみましょう。
自分では気づかなかった視点から効果的なアドバイスをもらえたり、些細なことで悩んでいたと気付くきっかけになることもあります。
また、具体的なアドバイスがもらえなかったとしても、他人に対して打ち明けることで自分の気持ちが楽になり、ストレスが緩和されることも多いです。
運動をする
不安や恐怖心の根本的な解消にはなりませんが、運動をすることで気分を紛らわせたりリフレッシュする効果が得られます。
それまで有効な解決法が思い浮かばずにいたことも、運動をすることで頭が冴えて、斬新なアイデアが浮かんだり前向きな気持ちになれることも多いです。
好きな香りを嗅ぐ
運動が苦手な方や、悪天候で外に出られないときなどは、アロマやお香を焚くのもおすすめです。
好きな香りを嗅ぐことでリラックス効果を得られ、ストレス解消にもつながります。
また、良い香りを嗅ぐことは意思決定にも影響があるとされ、考えが煮詰まったときや良いアイデアが浮かばないときに最適な方法といえます。
質の良い睡眠をとる
忙しい毎日を送っていると、つい削ってしまいがちなのが睡眠時間です。
しかし、これはメンタルの改善において避けるべき行為であり、むしろ睡眠時間は最優先で確保しなければなりません。
十分な睡眠時間の確保は、良質な睡眠をとるための基本であり、心身ともに健康になることで不安に対してもポジティブに向き合えるようになります。
将来が怖いのは病気?
「将来のことを考えると怖いと感じ寝られなくなる」など、過度な不安が襲ってくると「自分は何らかの病気なのではないか」と感じ、悪循環に陥ってしまうことがあります。
しかし、このような恐怖や不安を抱いたからといって即座に病気と判断されるものではありません。
むしろ不安定な時代だからこそ、このような恐怖や不安を抱く人は増えています。
ただし、そのことによって他のことを一切考えられなくなったり、睡眠不足や吐き気、下痢、便秘など、実際に体調面に悪影響が出たりすることもあります。
このような症状が頻発する場合には、病院で診察を受けて適切な治療を受けましょう。
また、不安や恐怖心が増していくと”うつ病”や統合失調症などの精神疾患を発症することも十分考えられます。
こうした状態になる前に、不安を解消するためのアクションを起こしておくことで、病気の発症や重症化を予防できます。
関連記事:将来への不安があるのは考えすぎ?不安解消への4つのアクション
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まとめ
将来に対して恐怖を感じる理由は、経済的な不安定や仕事、人間関係など多岐にわたり、人によっても事情はさまざまです。
不安定な社会のなかで、将来が怖いと感じるのは当たり前のことであり、決して珍しいことではありません。
しかし、極度の恐怖心や不安を抱えたまま社会を生きていくのは辛いことであり、少しでも恐怖心を低減したいと考えるものです。
そのためには、今回ご紹介した解消法を試していただくのもひとつの方法といえるでしょう。