大きな夢を叶えたい、あるいはさまざまな仕事・経験を積むために、上京をする人は少なくありません。
しかし、東京での生活にはさまざまな不安がつきまとうほか、仕事やお金、住居などの実生活にも悩みを抱えることが多いものです。
そこで本記事では、これから上京を考えている人に向けて、悩みや不安を解消するためのヒントをご紹介します。
Contents
上京する際に問題になりがちなこと
上京は人生の大きな転換点になり、生き方や価値観、考え方が大きく変わることも少なくありません。
しかし、このようなポジティブなことばかりではなく、さまざまな問題にぶつかり生活に支障をきたすこともあります。
どのようなことが問題になりがちなのか、代表的な5つのケースを見てみましょう。
どこに住むか
地方に比べて東京は家賃の相場が高く、居住地域によっても家賃相場は大きく異なります。
特に学生や就職したばかりの若い人にとっては大きな出費であり、頭を悩ませることも多い問題です。
仕事が決まっていれば住宅手当や引越し手当などが支給され、経済的負担を軽減できる場合もあります。
しかし、そうでない場合は、交通アクセスなども踏まえてどこに住むかが最初の関門となります。
仕事をどうするか
就職または転職に伴う上京でない場合、まずは仕事を探す必要があります。
しかし、先に住居を決めていたり、学生時代に借りたアパートやマンションに住み続ける場合には、職場までの交通アクセスを考慮しなければなりません。
すると、仕事探しの選択肢が狭まることもあります。
仕事を機に通勤しやすいエリアへ転居する場合でも、住宅手当や引越し手当がない職場だと経済的に困窮する可能性もあるでしょう。
頼れる人がいない
住み慣れた地元を離れ、上京して都心で暮らすとなると、引越し先に友人や知人、親族などがおらず不安になることがあります。
都心での暮らしの悩みは、地元の友人や家族に話しても理解してもらえず、心理的に孤立することもあるでしょう。
特に上京直後は慣れない生活に疲れることも多く、そのような中で頼れる人がいないとさらに孤独感が倍増します。
お金の問題
もっとも大きな問題として考えられるのが、経済的な問題です。
新生活を始めるためには、新居の契約に必要な敷金・礼金・仲介手数料のほか、引越し費用や交通費、家財道具などの購入費用としてまとまったお金が必要です。
このような最低限の必要経費だけでなく、緊急時のための資金まで用意しておかなければなりません。
実は特に理由はない
住居や仕事が決まり、周りに友人などがいるにもかかわらず、上京直後は漠然とした不安を感じることもあります。
住み慣れた地元を離れたことでホームシックにかかったり、昔の生活が懐かしく思えたりして、理由もなく悲しい気持ちになることもあるでしょう。
上京するのに必ずしも明確な理由が必要なわけではありませんが、突発的かつ無計画に上京すると後悔の念が押し寄せてくることもあります。
関連記事:上京して人生が変わった?上京しない方がいい人もいる?
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上京に失敗しないための理想的なステップとは
上京して後悔した、失敗したと感じないためには、どのようなステップを経ていけば良いのでしょうか。
上京の仕方は人それぞれですが、一例として推奨したい理想的な流れをご紹介します。
仕事を決める
生活の基盤となるのはお金であり、安定的な収入を得るためには仕事をしなければなりません。
上京する人のなかには、「どうしても◯◯のエリアに住んでみたい」といった憧れをもって住居を決める人も少なくありません。
しかし、住む場所を決めてから仕事を探そうとしても良い仕事に就けるとは限らないものです。
そのため、まずは仕事を見つけてから家賃や交通アクセスのバランスを考慮し、部屋探しをするのが無難といえるでしょう。
上京資金の計画を立てる
新居の契約費用や家財道具、交通費など、上京時に必要な初期費用を見積もっておきましょう。
ただし、希望していた物件が先に契約されていた、繁忙期で引越し費用が割高になったりと、必ずしも計画通りにならないことも多いです。
見積もった金額に、最低でも10万円程度を加算した現金を確保しておくと安心です。
また、ある程度の貯金ができている場合には、上京の初期費用を差し引いた際に、100万円以上が口座に残っていれば、安心感は高いでしょう。
仕事が見つからないなど、予定外の事態が起こったとしても対応できます。
住む場所を決める
新居を選ぶ際に重要なポイントはいくつかありますが、特に押さえておきたいのが立地です。
「絶対にここに住みたい!」という強い希望がない限りは、勤務地からどんなに遠くても、ドアtoドアで1時間以内のエリアが理想的です。
また、家賃は一般的に手取り額の1/3以内に収まるところが良いとされています。
築年数や最寄駅からの距離、風呂トイレ別など、すべての希望条件を満たす物件が見つかるとは限りません。
そのため、まずはいくつかの希望条件をピックアップしたうえで、さらに希望条件に優先順位をつけて探すと見つけやすいでしょう。
年度末から年度始めのシーズンは、多くの人が進学・就職で上京するため、条件の良い物件はすぐに決まってしまう可能性が高いです。
上京が決まったらできるだけ早めに、物件選びに着手しておくと安心です。
上京する
上京した直後は、まずは新しい環境に慣れることが大切です。
たとえば、よく利用することになるスーパーやドラッグストア、飲食店などのお店はもちろんのこと、役所や交番、公共交通機関などの施設の場所も押さえておきましょう。
また、万が一に備え、地震や台風などの災害発生時に避難すべき施設の場所も覚えておくと安心です。
交友関係を作る
東京に友人や知人、親族など頼れる人がいない場合は、どんな形であれ交友関係を広げたいところです。
職場で信頼できる先輩や同僚などがいれば、上京したばかりであることを伝えて関係性を築くのもひとつの手といえるでしょう。
また、趣味や好きなことがあれば、サークル活動やオフ会などに参加することでも交友関係が広がっていくはずです。
上京したての頃に役立つ節約術
憧れの東京での生活を始めたものの、無駄遣いをしてあっという間にお金がなくなることもあります。
そこで、上京後の生活に役立つ節約術をいくつかご紹介します。
可能な限り自炊する
仕事が忙しいなかで毎日欠かさず自炊することは難しいものです。
しかし、休日などを利用してご飯を炊いておき、まとめて冷凍しておくだけでも食費の節約につながります。
買い出しは週1回
出費を抑えるためには、買い出しに行く回数を減らすことがカギとなります。
必要なものをメモしておき、週1回の頻度で必要なものだけを購入します。メモにないものは一切買わないことを心がけましょう。
コンビニは利用しない
24時間オープンしているコンビニは便利ですが、基本的に食材はスーパーで調達したほうがお得です。
絶対に利用してはいけない、というわけではありませんが、日常生活での買い物には極力利用しないことを心がけましょう。
格安SIMに乗り換える
スマホを契約する際、ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアは、保証や追加オプションが手厚い代わりにプラン料金が割高になっています。
場合によっては、現在契約中のプランが割高な可能性があるため、プラン自体を見直すか、格安SIMに乗り換えることでも通信費を大幅に節約できます。
可能な限り支払いを一つの方法にまとめる
クレジットカードやスマホ決済など、キャッシュレス決済を使用している方も多いでしょう。
これらを一つの支払方法にまとめることで、どれくらい使っているかがわかりやすくなるほか、ポイントも貯まりやすくなります。
さらに、使用可能な上限を設定しておけば使いすぎる心配もありません。
関連記事:上京するのに必要な資金は?準備すべきことを徹底解説
『上京ものがたり』はあなたの上京を支援
芸能事務所「Fill’s」を運営している株式会社FILL LIGHTでは、『上京ものがたり』というサービスを提供しています。
それは、上京をしたくてもさまざまな事情でできない若年層に向けて、自分の夢を叶えるための支援をするサービスです。
上京時の引っ越し費用支援、住居の手配、就業先の提案など実生活面をサポートするほか、コミュニティへの参加によって、同じ境遇の上京仲間とつながることもできます。
地方の学生はもちろんのこと、ミュージシャンや役者を目指す夢追い人、将来的に起業を目指している人など数多くの人が利用しています。
上京して大きな夢を実現したいと考える方はぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
上京は大きな夢を叶えるための第一歩となったり、新たな価値観や考え方に出会い自分を成長させる契機にもなります。
しかし、その一方でお金の問題や住む場所、頼れる人がいないなどさまざまな問題に直面するケースも少なくありません。
上京を後悔しないためにも、今回ご紹介したステップや節約術なども参考にしてみてください。