「上京にはいくら必要なの?」
上京を考えている人は、このような疑問を抱えているのではないでしょうか?
この記事では、上京に必要な資金について解説します。
上京に必要な資金を削減するためのおすすめの節約術も紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
Contents
上京するってどれくらいお金がかかるの?
上京するのにかかるお金の目安は、次のとおりです。
項目 | 目安の費用 |
引っ越し費用 | 5万円〜15万円 ※引っ越し方法により大きく異なる |
賃貸物件の初期費用 (敷金、礼金、仲介手数料など) | 20万円〜50万円 ※家賃の5ヶ月分が目安 |
家具・家電の購入費用 | 20万円〜30万円 |
火災保険の費用 | 3,000円〜15,000円/年 |
上記は目安であるため、表の数値よりも多くの費用がかかる場合もあれば、安く抑えられる場合もあります。
特に、北海道や沖縄などの遠方から上京する場合や、家賃が高い物件に住む場合などは、上京に必要な費用が高くなる可能性があります。
必ず自身で確認するようにしてください。
関連記事:上京するのに必要な資金は?準備すべきことを徹底解説
引っ越し費用ってどうやって抑えるの?
前述の表を見ると、上京に必要な費用のうち引っ越し費用が大部分を占めていることがわかります。
上京に必要な費用を安くするには、引っ越し費用を抑えることが大切です。
引っ越し費用は業者と荷物の量により決まるため、どのような点に注意すれば引っ越し費用が抑えられるのかを見ていきましょう。
引っ越し業者を選ぶポイント
引っ越し業者を選ぶ際には、次の2つのポイントを見たうえで相見積もりをすると良いでしょう。
- 混載便が利用できるかどうか
- 単身者向けのプランがあるかどうか
引っ越し業者の中には、1台のトラックで複数人の荷物を運ぶ「混載便」が設けられている場合があります。
費用が安いものの、作業日を指定できない場合や引っ越しの距離や場所によっては、利用できない場合がある点に注意してください。
また、荷物が少ない人は単身者向けのプランを利用することで、引っ越し費用を安くできるため、単身者向けのプランがあるかを確認することもおすすめです。
また、引っ越し業者を決めた後は次のような点を意識すると、より引っ越し費用を安くできます。
- 早めに契約する
- 時間指定をしない
- 梱包材の準備や荷づくり・荷ほどきは自分でする
引っ越し業者との契約は、早い方が割引の適用を受けられる場合があります。
また、時間指定をすると追加で費用がかかる可能性があるため、時間指定をせずに配送を依頼してください。
くわえて、梱包材の準備や荷づくり・荷ほどきは自分でおこなうことで、さらに費用を抑えられます。
ぜひ紹介したような工夫を施して、引っ越し費用を減らしましょう。
荷物を少なくして引っ越し費用を減らす方法
前述したように、引っ越しの荷物が少ない人は、単身者向けのプランを利用できる場合があります。
そのため、荷物を少なくすることで引っ越し費用を減らせるでしょう。
荷物が少ない場合、引っ越し業者に任せるのではなく、自分で運ぶことも考えられます。
自家用車やレンタカーを使って運ぶことで、引っ越し業者に依頼するよりも費用を減らすことが可能です。
また、配送業者よりも宅配業者の方が費用が安い場合があります。
荷物の量によりどちらが安いかは異なるため、引っ越しの荷物量を確認したうえで費用を比較してみてください。
家具や家電はどうする?
引っ越し費用の内訳を見ると、引っ越し費用ほどではないにしろ、家具や家電の費用もかなり高いと言えます。
全て新品で揃えると高い費用を支払わなければならないため、なんとかして費用を安くする方法を探したい方もいるでしょう。
そんな時は、次の方法を検討してみてください。
- 人から譲り受ける
- フリマアプリ・オークションサイトを使う
- 家具家電付き物件に住む
人から譲り受けられれば、ほとんど費用を負担せずに家具や家電を揃えられる可能性があります。
特に、引っ越しシーズンである3月は譲り受けられる可能性が高まるため、知り合いで引っ越す人がいたら相談してみると良いでしょう。
フリマアプリやオークションサイトを使えば、格安で家具や家電を手に入れられます。
格安で手に入れられる一方、破損や故障のリスクもあるため、購入する際は慎重に検討してください。
家具家電付き物件に住めば家具や家電を揃える必要がありません。
しかし、家具家電が付いていない物件と比べると家賃が高いため、その点は注意が必要です。
関連記事:上京して人生が変わった?上京しない方がいい人もいる?
生活費って月にどれくらい?
上京すると、1ヶ月あたりの生活費はどれくらいになるのでしょうか。
厚生労働省が公表している「家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 年次 2023年」の資料を見ると、関東地方で暮らす単身世帯の1ヶ月の消費支出は、平均17万8,888円です。
それぞれの内訳は次のとおりです。
項目 | 内容 |
食費 | 43,115円 |
住居費 | 30,615円 |
水道光熱費 | 12,709円 |
日用品購入費用 | 6,142円 |
ファッション購入費用 | 5,021円 |
保健・医療費 | 7,957円 |
交通費・通信費 | 22,783円 |
娯楽費 | 21,066円 |
その他の支出 | 29,480円 |
物価高騰の影響もあり、かなり生活費が高くなっているため、「自分ならどの費用を削れるかな?」と考えながら見てみてください。
参考:都市階級・地方別1世帯当たり1ヶ月間の収入と支出(単身世帯)2023年|厚生労働省
上京費用がないけど上京したい!
「お金がないけど上京したい!」そんな方は、次の2つの方法を検討してみてください。
- シェアハウスを探す
- 住込みの仕事を探す
それぞれの方法について、以下で見ていきましょう。
シェアハウスを探す
シェアハウスであれば、初期費用も家賃も安いため、かなり費用を抑えて上京できます。
家具や家電を新しく揃える必要もなく、引っ越しの手間も減ります。
複数人での共同生活となる点さえ問題なければ、おすすめの生活スタイルです。
住込みの仕事を探す
住込みの仕事を探すことも1つの方法です。
量や社宅が準備してあるため、物件を見つけたり契約を結んだりする必要がありません。
また、家賃補助が出ることが多く、場合によっては家賃無料の仕事もあるため、毎月の生活費がかなり安く抑えられます。
良い仕事が見つかれば、住込みで働くことも考えてみてください。
「上京ものがたり」は格安シェアハウスを運営
当サイトの運営元である株式会社FILL LIGHT(フィルライト)は、都内にて格安のシェアハウスを運営中。
その中の一つである「トーキョーロッヂ中板橋」がFNNプライムオンライン、YAHOO!ニュース等で取り上げられました!
上京資金を貯めるコツ
上京資金を貯めるコツは、次の3つです。
- 目標資金を決める
- 収入を増やす
- 支出を減らす
非常にシンプルですが、この3つを着実におこなうことで、上京資金を貯めやすい状況が作れます。
まずは、上京するためにいくら必要なのかを試算してください。
目標がないと、収入を増やしたり支出を減らしたりすることへのモチベーションが続かないため、まずは目標を決めることをおすすめします。
目標資金が決まったら、それに向けて収入を増やす必要があります。
アルバイトをすでにしている人は、掛け持ちで働いたり派遣会社で働いたりすることで、資金を貯めてください。
同時に、支出を減らすことも大切です。
支出を減らすためには、節約したり家賃を安くしたりすることが効果的であり、上京資金を貯めるための必須事項になります。
ぜひこれらの3つをキチンとおこない、上京資金を早く貯められるようにしてみてください。
上京資金のまとめ
上京するには、100万円近くの資金が必要になります。
しかし、100万円近くの資金を用意するのは簡単ではないため、可能な限り費用を節約することが必要です。
特に、引っ越し費用や家具・家電の費用は節約しやすい点であるため、本文を参考に節約をしてみてください。