夢が見つからないのはなぜ?夢が見つからないのはダメなこと?

小さい頃に「将来の夢」について、質問された経験のある方も多いのではないでしょうか。

大人になっても変わらず夢を追いかけている方もいれば、夢が見つからないままとりあえず就職しているという方もおり、生活の仕方は人それぞれ異なります。

「夢を持つことは良いこと」といったイメージが強い方もたくさんいますが、果たして本当に夢を持たなければならないのでしょうか。

今回は夢が見つからないのは一体なぜなのか、また夢が見つからないことに何かデメリットがあるのかといった内容についてご紹介します。

明確な夢がない方に向け、チェックしてほしい5つのヒントについても解説していきましょう。

なぜ夢が見つからないのか

周りの人は将来の夢について詳しく語れるのに、自分にはなりたいものがない、と悩んでいる方も少なくありません。

夢が見つからないのには様々な理由がありますが、今回はその中から5つの原因について見ていきましょう。

自分がなぜ夢を持てないのかといった原因が分かれば、今後新たな夢を掴むきっかけとなるはずです。

失敗や挫折のトラウマ

これまでに失敗や挫折した経験がある方は、再び同じ経験をすることを恐れ、明確な夢を持てずにいる場合があります。

「みんなの前で恥ずかしい思いをした」「責められて悲しい思いをした」

こういった経験のある方は、何かに挑戦することがトラウマになってしまっているケースがあるでしょう。

「目立たないよう生活していれば失敗することはない」と、周りと違う行動を極端に嫌がる人も少なくありません。

もちろん、成功のためには失敗や挫折を繰り返すことが必要不可欠です。

誰しもが成功経験だけで夢を掴んでいるわけではないため、失敗を学んで成長することで夢へ近づきやすくなるでしょう。

失敗を極端に恐れず、間違えても笑わずに受け入れてくれる人を見つけることで、過去のトラウマを払拭することに繋がります

自己評価の低さ

「自分なんて」が口癖になっていたり、周りと自分を比べて劣っていると感じたりする人は、自己評価が低いあまりに夢を見つけられていない可能性があります。

「〇〇さんならできても自分にはできないだろう」「自分には長所がないからやっても意味がない」

こういったネガティブな言葉を口に出してはいないでしょうか。

これまでに成功した経験がなかったり、誰かに褒められずに過ごしていたりした人も、自己評価が低くなりやすいといえます。

近年の若者に多く見られるのは、幼い頃からの環境が元となり、自己評価がうまくできなくなっているといったケースです。

親が厳しくしつけるあまりに子どもを褒めずにいたり、失敗を過剰に責めたりしていると、子どもは「自分なんて」と自らを卑下するようになります

現実感の欠如

現実的に考えることは決して悪いことではありませんが、現実的であるがゆえに「どうせ叶わないだろう」と夢を追うことをやめてしまう方もいます。

「〇〇がしたい」と感じても、その夢を叶えるまでにかかる日数や費用を考えると、現実的ではないと感じてしまうのです。

その結果、安定することを第一に職種を決め、特別変わったことの起こらない毎日を送るようになるでしょう。

幼い頃に壮大な夢をもっていた子が、親や先生に「それは無理だよ」といわれたことをしっかりと覚えていて、現実的な考えをするようになったケースも珍しくありません。

何気ない親の一言でも、子どもの人生には大きな影響を及ぼしてしまうことが分かります。

日々の生活が忙しすぎる

既に仕事をしている方や、育児・介護など家のことでいっぱいいっぱいの方、1日の大半が勉強で終わる方など、忙しく夢を抱いている場合ではないケースが多く見られます。

特に日々忙しく生活している現代人は、自分のために使う時間を確保できず、ストレスが溜まっていることも多いでしょう。

まずは夢を見ようとする前に、少しでもゆっくりと過ごせる時間を作ることから始める必要があります

十分な休息を取れない毎日が続いていると、頭の中を整理する時間がなく、他のことを考える余裕がなくなってしまいます

本来ならばたくさんの夢を持っている人でも、余裕がないがゆえに夢のことを考えられず、せっかくのチャンスを失っている可能性があるのです。

周囲の意見に左右されやすい

自分の意見を貫けず、周りの考えや意見に流されてしまいやすい人の中には、絶対に叶えたいと強く感じるような夢がない人も多いでしょう。

周りが左といえば左に進んでしまうような純粋な方の場合、本来自分がやりたいことではなくても、周りと同じ行動をしてしまう傾向にあります

そのうち自分が何をしたいのか分からなくなり、周囲の人がいなければ何も判断できなくなる方もいるでしょう。

また、幼い頃から親や先生に「こうしなさい」と指示を受け、その通りに歩んできた方も夢を持てなくなることがあります

親の敷いたレールの上を歩いていれば問題がないため、敢えてそのレールを踏み外すような考えは及ばず、結果として自分だけの夢を持つことがなくなってしまうのです。

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夢が見つからない人へ送る5つのヒント

夢が見つからないことは決して悪いことではありません。

しかし、自分の目標や夢があることで生き生きと過ごせたり、人生に生きがいが見つかったりする場合があります。

自分だけの夢を持ちたいと考えている方に向け、きっかけとなるような5つのヒントをご紹介します。

1.好きなことから探す

まずは自分の好きなことを、将来の夢に繋げられないかどうか考えてみましょう。

音楽を聴くのが好きな方であれば、楽器を演奏するも良し、曲を作るも良し、CDを取り扱うショップの店員になるも良し、様々な職種が当てはまります。

楽器演奏や曲作りはハードルが高くても、CDショップであれば働けそうだと感じる方もいるでしょう。

「音楽が好き=アーティストになる」と決めつけるのではなく、好きなことを中心にどんどんと可能性を広げると良いでしょう。

やりたいことを思いつくままに書き出してみるのもおすすめです。

2.興味があることを試す

好きなことと同じように、興味があることから夢を探してみるのも良いでしょう。

特に運動が好きなわけではないものの「どうやったらカロリーを効率的に消費できるのだろう」

こういった興味を持っているならば、スポーツ関連やダイエット関連の職種をチェックしてみてはいかがでしょうか。

自分の長所や趣味を生かすだけでなく、興味を持ったことを軸に夢を探していくと、誰よりも深くその事柄に詳しくなれるはずです

3.周囲の人を参考にする

どうしても具体的な夢が思いつかない場合、周りの人がどんな生活をしているのか参考にしてみるのも方法の一つです。

様々な職業に就く大人たちを見て「格好良い」と思った経験はないでしょうか。

自分が同じ仕事をするイメージは湧かなくても、周りの人の働く姿を想像することで、夢への小さな一歩を踏み出したも同然です。

家族や友人だけでなく、日々生活する中で目にする全ての職種をチェックしながら、素敵なポイントがないか探してみてはいかがでしょうか

4.小さな目標を達成することから始める

夢が持てずに悩んでいる方は、まず日常の中で達成しやすい小さな目標を立ててみると良いでしょう。

急に「〇〇になりたい」などといった大きな夢を掲げても、達成までに時間がかかり満足感が得られない場合があります。

「今日はトイレ掃除をする」「全ての人に挨拶をする」「寝る前に資格の勉強をする」など、最初は何気ない目標でも問題ありません

一つひとつの目標をクリアしていくうちに、自然と大きな目標を掲げられるようになるはずです

5.過去の経験を振り返る

今の自分が夢を叶えている姿が想像できない場合、過去の自分を振り返ってみるのもおすすめです。

幼い頃からの自分を思い出しながら、褒められたことや認められたことがないか考えてみましょう

今まで忘れていたことの中に「絵がうまいと褒められた」「聞き上手だといわれた」「ファッションセンスが良いと認められた」

といった小さな長所が思い浮かんでくるのではないでしょうか。

これらの長所から自分の得意なことを導き出し、関連する夢へと考えを広げていくことが大切です。

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夢が見つからないのはダメなこと?

夢が見つからない日々が続いていたとしても、あなたは自分を責める必要はありません

もちろん夢があることで様々なメリットを得られますが、だからといって必ずしも夢を探す必要はないでしょう。

大切なのは自分の好きなことや興味のあることへ時間を割き、充実した生活を送ることだといえます。

夢が見つからない理由が、自分に自信を持てずにいたり、日々の生活が忙しすぎたりする場合は注意が必要です。

「自分なんて」とせっかくのチャンスを見逃してしまうことも、慌ただしい毎日の中で夢について考える余裕がないことも、その両方があなたを苦しめてしまうでしょう。

まずは自分に自信をつけるために小さな目標をクリアしながら、1日の中で数分でもリラックスできる時間を確保してみてはいかがでしょうか

関連記事:やりたいことがわからないあなたへ|目指すべき道を見つけるためのヒント

上京ものがたりは夢が見つからない若者をサポート

夢が見つからないと悩んでいる若者の中には、どんなに一人で悩んでも答えが出ず、行き詰っている方も少なくないでしょう。

そんなときは株式会社FILL LIGHTが運営する「上京ものがたり」の力を借りて、夢探しへの第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

上京ものがたりは地方から都市部へ移住したい若者に対し、最高10万円までの支援金を送るとともに、住まい探しや職探しなどあらゆるサポートをするサービスです。

専任の担当者が随時サポートをするため、夢が見つからず悩んでいる方も相談しやすいでしょう。

同じく上京ものがたりを利用する他のユーザーと交流を行い、夢を掴むきっかけを作れるのも魅力的です。

やりたいことが決まっている方もそうでない方も、地方ではなかなかチャンスをつかめないのが現状です。

まずは上京ものがたりのサポートとともに、都市部での生活の中で自分に合う夢を探してみることをおすすめします。

まとめ

これといってやりたいこともなく、ただ忙しい毎日を送っている方も多い現代人。

そんな方だからこそ自分の可能性を信じ、夢を見つけてみてはいかがでしょうか。

上京ものがたりはそんな若者を全力で2人3脚でサポートし、夢を叶えるために尽力させていただきます。

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