バンドが売れないのはなぜ?初心者がやりがちな失敗と今すぐできる対策

「バンドを組んだけど、なかなか売れない…」そう感じたことはありませんか?

誰でも組めるわけではなく、様々なスキルが必要となるバンド活動。

せっかくスタートするのであれば、多くのファンに注目されるバンドへと成長したいものです。

今回はバンド初心者がやりがちな失敗を例に挙げ、今すぐできる対策を学んでいきましょう。

バンドが売れない理由

どれだけ素敵な声や音を持っていても、売れずに伸び悩んでいるバンドがたくさんあります。

せっかくの才能が埋もれてしまわないよう、まずはバンドが売れない理由を理解しておきましょう。

ライブに友達しか来ない

バンドを組んですぐの場合、まずは身の回りの友達や先輩・後輩を中心にライブへ誘う人が多いのではないでしょうか。

最初の足がかりとしては良いですが、いつまでも友達だけが来ていてもバンドとして有名になることはできません。

ライブハウスに協力してもらってチラシなどでアピールをしたり、SNSを使って集客をしたりと、単に曲を仕上げる以外の努力も行う必要があるでしょう。

配信した曲の再生数が一桁

YouTubeなどの動画配信サイトやSNSを中心に楽曲を配信しても、なかなか視聴回数が稼げずに低迷しているバンドも少なくありません。

特に再生数が一桁の場合は、友達など常に決まった人がチェックしてくれているだけで、新たなファンはほとんど取り込めていないと見て良いでしょう。

普段ライブハウスを訪れない人や、そもそもバンド活動にそれほど興味がない人に曲を知ってもらうには、動画を見てもらうことが一番です。

単に演奏した様子を撮影するのではなく、編集を行って見やすい動画作りを心掛けましょう。

SNSを毎日更新しても反応ゼロ

バンドの公式SNSアカウントを作り、毎日コツコツと更新している人も多いのではないでしょうか。

そんな努力とは裏腹に、「いいね」やコメントが付かずに悩んでいるバンドも少なくありません。

バンド活動に関する投稿だけでなく、日常の投稿を織り交ぜながら、親しみやすさをアピールしてみることも大切です。

また、SNSはこちらから投稿するだけでは十分な反応を得ることはできません。

同じくバンドを組んでいる人をフォローしたり、参加するイベントの公式アカウントへコメントをしたりと、自分からのアクションもしっかりと行っていきましょう。

メンバーと方向性が合わず衝突

いくら素敵な楽曲を生み出していても、メンバー同士の不仲はファンが離れる原因となります。

うまくごまかせているように見えても、ファンは些細なきっかけからメンバーの不仲を察知してしまいます。

方向性が異なる場合もしっかりと話し合い、決して意見を押し付けることがないように注意しなければなりません。

売れる前のバンドは可能性を十分に秘めており、様々な楽曲に挑戦できます。

時には別のメンバーの意見を取り入れながら、時間をかけて方向性を決めていくのも良いでしょう。

バイトばかりで音楽に時間を割けない

売れないバンドは別の方法で生活費を稼がなければならないため、時にはバイトが忙しく、楽曲の練習がなかなかできないことがあります。

いかに力のあるバンドでも、練習の時間を確保できなければヒットすることはないでしょう。

バイトと練習の時間をしっかりと分け、メンバー全員が揃って楽曲に臨めるよう調整しなければなりません。

関連記事:バンドマンが売れる確率|売れるバンドにはどんな共通点や注意点は?

売れるバンドがやっていること

売れないバンドの特徴をご紹介しましたが、では売れるバンドがどんな工夫をしているのかご存じでしょうか。

バンドをより多くの人に知ってもらうため、また今いるファンにより長く応援してもらうための対策についてご紹介します。

ライブでファンの心をつかむ演出

ライブでは、淡々と楽曲を演奏するだけではファンの心をつかむことはできません。

楽曲の順番からMCの内容、スポットライトの使い方に至るまで、様々な演出で唯一無二の時間を過ごしてもらいましょう。

ファンの数が少ないうちはサービスもしやすいため、リクエストを受け付けるなどファン主体のライブを開いてみることもおすすめです。

SNSでバンドの魅力を伝える発信

近年はバンドの情報を得るためにSNSを使う人も多く、投稿の頻度や内容によってファンを獲得しやすくなります。

バンドの魅力を伝えるため、楽曲の紹介はもちろんメンバーの情報や他愛のない会話など様々なジャンルの投稿を行いましょう。

既に人気を集めているバンドのファンがメンバーにいる場合、敢えてそのバンドのファンであることを公言し、注目してもらうといった方法もあります。

ファンとの交流でリピーターを増やす

ファンの数が少ないバンドの場合は、CDを手渡しで購入してもらったり、サイン会を開いたりといった交流イベントを行うこともおすすめです。

ファンが多くなればなるほど全員に細かな対応がしにくくなるため、少人数のうちだからこそ楽しめる方法としてアピールしましょう。

もちろん単に交流するだけでなく、ファンに寄り添った言動を心掛けることで、リピーターの増加に繋がります。

バンドの個性を明確に打ち出す

様々なジャンルに挑戦しながら興味のある内容を定めていくことも可能なバンド活動ですが、「これだ」と思える内容はとことん極めていくことも重要です。

それがいずれバンドの色となり、アピールするべき個性となるはず。

他のバンドとは違う一面や個性あふれるメンバーの特技など、武器となる部分はとことん伸ばしていきましょう。

売れるために必要な行動

続いて、現在組んでいるバンドを少しでも有名にするため、具体的にできる対策を5つご紹介します。

ライブ会場を変えて集客を増やす

懇意にしているライブハウスがある場合、どうしても会場が限られてしまいがちです。

しかし利用客の中には一つの会場しか行かないという方も多く、ファンが固定されてしまいやすいでしょう。

時には新たなライブハウスを開拓し、お世話になる人を増やしながら、全く異なる層のファンを増やしてみてはいかがでしょうか。

楽器を持ち運べる範囲であれば、多少遠いライブハウスにもチャレンジしてみることをおすすめします。

他バンドとコラボして出演機会を広げる

ライブハウスに頼んで紹介してもらったり、SNSで知り合ったバンドを誘ってみたりしながら、ツーマンライブを計画してみることもおすすめです。

まだそれほど自分たちのバンドに力がない場合は、人気のバンドにコラボを依頼してみるのも良いでしょう。

出演機会が増えれば増えるほど多くのファンの目に留まりやすくなり、バンドの魅力に気が付いてくれる人も多くなります。

配信のジャケットやタイトルを工夫する

楽曲を配信する際は、いわばジャケット画像がなくても配信ができてしまいます。

しかし新しくリリースされた楽曲を「聞いてみたい」と思わせるためには、曲名やジャケットが重要となるでしょう。

明るい色使いや楽曲のイメージを伝えやすい画像を選ぶことで、多くの配信楽曲の中からファンに気づいてもらいやすくなります。

自分たちで直接描くも良し、PCを使ってデザインするも良し、もう少しお金に余裕ができたときはアーティストに作成を依頼することもおすすめです。

音楽活動を続けやすい仕事を選ぶ

バンド活動と共にアルバイトやパートを行う場合、バンドをおろそかにしなくても済むような仕事を選ぶ必要があります。

特に人手が足りず何度も呼び出される仕事、睡眠時間を削ってまで取り組まなければならない仕事などは、バンドに専念するどころか体調を崩してしまいかねません。

ある程度自由にシフトを組めたり、従業員が十分に確保されていたりするかどうかチェックしてから応募しましょう。

グッズやクラウドファンディングで資金を作る

バンド活動は楽器があればできるわけではなく、練習するためのスタジオやライブハウスにもお金を支払わなければなりません。

こうした費用をアルバイトで賄うバンドも少なくありませんが、一生懸命活動しようと練習やライブを増やせば増やすほど負担が大きくなるでしょう。

バンド活動だけでなく生活が苦しくなってしまわないように、グッズやクラウドファンディングを上手に活用し、活動資金を作ることも大切です。

関連記事:バンドマンになるには?成功のカギは多くの人の目に触れること

活動拠点を見直す

バンドをより成長させるためには、今の環境を見直し、より良い状況へと成長させていく必要があります。

中でもしっかりとチェックしてほしいのが「活動拠点」。

今後より長くバンド活動を続けていくためにも、末永く腰を据えて活動できる拠点を探しましょう。

都心のライブハウスで動員を増やす

地方のライブハウスで活動を続けている場合、思い切って都心のライブハウスへチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

地方に比べて規模が大きく動員数が多いことから、多くのお客さんに注目してもらいやすくなります。

毎月異なるライブハウスに出演する

先ほどもご紹介したように、一つのライブハウスに限定して活動することはおすすめできません。

複数のライブハウスに顔を出し、より多くのライブに出演させてもらいましょう。

音楽業界に顔見知りができることで今後の活動がしやすくなるのに加え、各ライブハウスの常連客にも認知してもらえるようになります。

音楽関係者が集まる場所に通う

音楽業界はコミュニケーションが重要ともいわれるほど、関係者との関わりが重視されています。

同じくバンド活動をする人たちだけでなく、ライブハウス関係者とも友好な関係を築いていくことをおすすめします。

関係者同士の会話や飲み会などがあれば積極的に参加させてもらい、まずは名前を覚えてもらうことからスタートすると良いでしょう。

生活費を抑えながら活動を続ける

バンド活動には様々な費用が発生するため、私生活でも散財してしまうと活動に関する費用が足りなくなってしまいます。

バンドを続けたいからと借金をしているようでは存続が難しくなってしまうため、まずは生活費を抑え、余裕をもってバンド活動ができるように調整しましょう。

娯楽に使うお金は優先順位を設定し、不要な出費をなるべく抑えることが大切です。

上京ものがたりは夢を追う若者をサポート

田舎から都会へ出る際は、新たな環境に慣れるまでの大変さはもちろんのこと、住居探し・仕事探しなど様々な準備が必要となります。

引っ越しにはお金もかかるため、思い立ったらすぐに行動できるわけでもありません。

上京に不安を感じる全ての方にチェックしてほしいのが、株式会社FILL LIGHTが運営する「上京ものがたり」です。

代表自身が上京で大変な思いをした一人であり、当時の経験を活かして若者の状況を様々な面からサポートしています。

上京ものがたりでは、まず最大10万円のサポートを受けることができ、十分な余裕をもって上京ができます。

都心に近いシェアハウスを利用できるため、物件探しに手間取ることもありません。

シェアハウスでは同じように上京してきた若者が集うため、同じ夢や目標を持った友人も見つかりやすいでしょう。

上京ものがたりを利用する人は、その多くが都会への憧れを持ちながら、同時に不安を抱えています。

上京ものがたりの手厚いサポートを受けながら少しずつ不安を解消し、来たる上京の日をワクワクした気持ちで迎えられるように準備を進めてみてはいかがでしょうか。

仕事や住環境が整った上で、多くの音楽がひしめく東京にてバンド活動をスタートさせてみてはいかがでしょうか。

まとめ

売れないと悩んでいるバンドは決して少なくありませんが、その中の多くがチャンスをものにできず、正しい対策ができていません。

今回ご紹介した「都心への移住」など、バンドにとってより良い道を選んでみてはいかがでしょうか。

上京ものがたりのように上京をサポートするサービスを使いながら、楽曲の練習に全力を出せるように準備を整えていきましょう。

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